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テレパック




制作番組・CM

BS日曜ドラマ 藏

 

 

[NHKBS] 1995年6月4日~7月9日(日)21:00~21:45(全6話)

正8年冬の夜明け、新潟の酒造家・田乃内家に九人目の娘が生まれた。「死神にも負けない名前を」と思い、当主の意造は「烈」という名前を与える。意造43歳、その妻、賀穂33歳の時である。烈が無事1歳を過ぎた頃、意造は病弱な賀穂を気遣い、妻の実家・佐野家から未だ嫁に行っていない義妹の佐穂を烈の養育係に招いた。烈は佐穂の親身な世話によくなつき、順調に育った烈は誰よりも佐穂を好いていた。そして烈6歳、大正13年の春、佐穂は小学校入学を控えた烈の目に異常を発見する。意造と佐穂は、烈を東京の帝大病院へ連れて行く。若い医師は「網膜色素変性症で、緑内障も伴い、間もなく視力が落ちます。視野狭窄が進行し、やがて失明します。残念ながら治癒法はありません」と告げる。意造は烈に眼鏡を与えるが馴じめない。むらも賀穂も悲しみにくれ、むらは水垢離の行に、賀穂は三十三ケ所観音詣を申し出る。そんなある日、田乃内家は酸っぱい匂いに包まれる。造っている酒に雑菌が入り起こる”腐造“である。大きく掘った穴に菌に冒された酒が惜しげもなく捨てられる。腐造を出した杜氏は辞めるのがこの世界の掟で、蔵人全員が田乃内家を去っていった…。次々に押し寄せる逆境の中で、けなげに、りりしく生きようとする列の姿に胸を抉られる。大正から昭和への激動の時代に翻弄される日本の女の姿に共感と感動が吹き荒れた。

☆第13回ATP賞テレビグランプリ グランプリ・橋田賞・ベスト20番組賞・フィクション部門優秀賞
☆ギャラクシー月間賞・奨励賞

 

【原作】宮尾登美子

【脚本】中島丈博

【出演】鹿賀丈史、松たか子、壇ふみ、大滝秀治、高橋惠子、香川京子、平田満、洞口依子、井上真央、柳生博、前田耕陽 ほか

 

【制作協力】テレパック
【製作著作】NHK

Creators

プロデューサー
渋谷幹雄
上野喬士


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