ドラマ

土曜ワイド劇場 混浴露天風呂シリーズ3
北海道十勝岳連続殺人

  • moja

[ABC]
1984年11月17日(土)21:02~22:51

大平警視(金田龍之介)は、欧州警察から帰国早々、空港で麻薬密売人と格闘して腰を痛めた。そこで彼は、部下の鉢山(常田富士男)を伴い、上州水上温泉へ湯治に出かけた。ところが、同じ宿で娘の直子(菅原昌代)と会ってびっくり。直子は、大学のサークル「温泉研究会」の活動として、亜弓(沢田和美)やみはる(栗田ひとみ)らと温泉めぐりをしていた。その宿には、全身美容術で著名な秋本房子(中村玉緒)が夫の信夫(山内明)と泊まっていた。翌朝、みはるが他殺体で見つかった。暴行された上、胸をひと突きされていた。さらに現場から長い楊枝が発見された。旅館のショーのひとつに、旅芸人の武田(佐藤蛾次郎)が見せる木枯紋次郎があったが、その紋次郎が口にくわえる楊枝にそっくりだった。しかも直子は事件前、現場近くで紋次郎の格好をした男を見たと話した。県警は武田を取り調べるが、舞台で使っている本身も血液反応は出ず、犯人の決め手はなかった。直子らは次の目的地の宝川温泉に向かった。房子と信夫、それに武田らの一行も一緒だった。第二の犯行を恐れた大平は、東京から山口警部補(木の実ナナ)を呼び、左近警部も追いかけてくるが、その夜、亜弓が殺されてしまう…。

【脚本】石川孝人(シナ協)
【出演】古谷一行、木の実ナナ、常田富士男、金田龍之介、中村玉緒、山内明、佐藤蛾次郎、谷口香
【プロデューサー】杉本宏

【製作著作】テレパック

【プロデューサー】関口静夫
【ディレクター】福本義人