ドラマ
開局三十周年記念 新春ドラマスペシャル
宮尾登美子「春燈」
[ANB]
1989年1月2日(月)21:02~23:54
宮尾登美子の原作「春燈」
複雑な家庭環境で育った綾子を南野陽子が熱演
土佐の芸妓娼妓紹介業を営む家の娘として生まれた綾子(南野陽子)は、生まれてすぐに母親から引き離され、育ての母・喜和(若尾文子)、現在の継母・照(市毛良枝)の3人の母親がいる。女学校の2年になった綾子は、父・岩伍(菅原文太)が生業としている紹介業に不満を抱いて、口ごたえをする。照の連れ子・譲(保阪尚希)、恒子(松谷真実)とも一緒に暮らしているが、綾子はそっけない態度を振る舞っていた。家で居場所のない綾子は、毎日のように育ての母である喜和のもとを訪ねるが、頻繁に会いに行くことを見兼ねた岩伍から会いに行くなと言われ、激しく反論する…。
【原作】宮尾登美子「春燈」(新潮社)
【脚本】八木柊一郎(日脚連)
【出演】若尾文子、南野陽子、保阪尚希、菅原文太、鶴見辰吾、池上季実子、市毛良枝、常田富士男、西川のりお、金田明夫
【プロデューサー】千野栄彦、藤原英一
【ディレクター】久野浩平
【製作著作】テレパック
【プロデューサー】矢口久雄