ドラマ
月曜ドラマスペシャル 夏樹静子旅情サスペンス
殺意の証明
[TBS]
1995年6月5日(月)21:03~22:54
代議士の妻が、殺人犯としてとらわれた不倫相手の恋人を助けるため奔走する。宮城・石巻市内の公園で、焼き肉店店主・岸建造(江藤漢)が殺される事件が発生。現場に居合わせた学習塾教師・市原保夫(堤大二郎)が逮捕された。市原は犯行を自供。返り血が付着した上着も証拠となり、大貫警部補(西岡徳馬)は市原の犯行と断定する。だが、佐伯圭子(池上季実子)と名のる女性が面会に訪れ、私は事件とは無関係だと告げ帰った翌日、市原は突然自供を翻し、無実を主張。不審に思った大貫は2人の関係を調べはじめる。圭子は弁護士・佐伯貞悟(石田太郎)の妻。夫婦仲は冷えきり、そんな折出会った市原と恋に落ちた。だが、平泉・中尊寺での密会の場を岸に盗み撮りされ、ゆすられていた。事件当日、圭子は金を渡すため公園へ行ったが、岸は現われず、帰宅。数分後、市原が岸の死体を発見、圭子が殺害したものと思い込み、罪をかぶったのだ。大貫の捜査が進む中、圭子は独自に真犯人捜しを開始。岸の妻・岸キミ(白川和子)から密会現場を撮影したのは探偵の金山敏郎(高杢禎彦)だと聞き出すが、そのやさき、キミも殺害される。
【原作】夏樹静子
【脚本】篠崎好(日脚連)
【出演】池上季実子、堤大二郎、西岡德馬、石橋保、石田太郎、江藤漢、白川和子、伊東孝明、高杢禎彦、平泉成
【製作著作】テレパック
【プロデューサー】森下和清、安東多紀
【ディレクター】山内宗信