ドラマ

女と愛とミステリー 警察医・花井吾朗の殺人カルテ

  • moja

[BSジャパン/TX]
2002年2月17日、2月20日(日、水)
20:54~22:48

父の跡を継いで花井医院を経営する町医者・花井吾朗(水谷豊)。その傍ら、警察の依頼があれば検死や留置人の医療を行う警察医でもある。ある日、江戸川河川敷で水死体が発見された。婦警の塚原君子(宮本真希)から連絡を受けた吾朗は検死に向う。被害者はコンビニ店員の高木一也。状況から別の場所で溺死して運ばれた可能性があり、警察は聞き込みを開始するが、有力な手掛かりはつかめず捜査は難航する。喫茶店「フレンズ」には、マスターの船木をはじめ、吾朗とその父親・和男、そして常連客の医師・水町秀夫が集まっていた。和男は、以前高木が喘息で花井医院に通院していたことを話す。そこに郵便局員の中川静江がやって来た。静江には、非行を繰り返し少年院送りとなった弟・広助がいるが、吾朗らの手助けで今は更正し、信用組合の職員として働いていた。そこに広助がケガをしたという連絡が入る。吾朗たちが駆けつけると、リンチを受けたような傷を負った広助がいた。2日後、広助の昔の仲間で京葉大学病院院長の息子・黒沢大樹が、墓地で頭から血を流して死んでいるのが発見された。その場に居合わせた花井医院の住み込み看護婦・木田久子の目撃証言から、黒沢と広助がナイフを手に格闘していたことが判明。検死の結果、致命傷は頭部への一撃。そして現場付近から血痕の付着した広助のバットが発見される。警察は広助の犯行とほぼ断定し、容疑者として連行する。黙秘を続ける広助をなんとかしようと考えた吾朗は、急病の留置人の診察と称して広助に近づく。そして、広助が黒沢殺しの犯人でないことを確信する。

【原作】島田一男(文藝協)「警察医」
【脚本】安本莞二(日脚連)
【出演】水谷豊、宮本真希、冨士眞奈美、藤岡琢也、斉藤洋介、せんだみつお、中山忍、橋爪淳、三原じゅん子、左右田一平、城後光義、金子貴俊、松田悟志、
【プロデューサー】不破敏之
【ディレクター】五木田亮一

【製作著作】テレパック

【プロデューサー】森下和清、池澤辰也