月曜ゴールデン 内田康夫サスペンス
浅見光彦シリーズ24 漂泊の楽人
[TBS]
2007年10月15日(月)21:00~22:54
ルポライターの浅見光彦(沢村一樹)は三島の楽寿園で、見合い中の矢野貴志(大柴隼人)と漆原肇子(星野真里)と出会う。「今回は断れないな…パパの命令だし、下々の連中の見合いならともかく…。」「下々」という貴志の言葉に呆れた光彦は、好奇心も重なり、そのカップルのことを強く記憶していた。後日、その肇子が突然、浅見家を訪れた。聞けば肇子は、光彦の大学時代の同級生・漆原宏(池田政典)の妹なのだという。宏は事故で亡くなり、生前の宏の言いつけによって、今回、浅見を訪ねたというのだ。しかし、肇子は、兄の死が事故によるものではないと思っていた。何故なら、宏は、殺されることを予感していたかのように「俺が死んだらパソコンを浅見さんに差し上げてくれ」と肇子に頼んでいたからだ。何故、宏は光彦にパソコンを託したのか?腑に落ちないまま、光彦は宏の自宅へと向かうのだが、そこにあったのは、鮮血に染まった肇子の母・漆原睦子(宇都宮雅代)の姿だった。「シ…シ…ハマ…ダ…コ、ガ…」謎めいた言葉を残し絶命する睦子。睦子の件で警察の現場検証が始まった。宏のパソコンには新潟についての紀行文が残されていた。ほどなく、漆原家にも睦子の小学校時代の級友から手紙が届いた。差し出しは新潟県・月潟村。因縁めいたものを感じた光彦と肇子は月潟村へと向かった。光彦は角兵衛獅子発祥の地・月潟村で、事件の鍵を握る有力な情報を手にいれる。そんな時、連続殺人事件を追う光彦をあざ笑うかのように、さらなる殺人が起こった…。
【原作】内田康夫
【脚本】石原武龍(日脚連)
【出演】沢村一樹、加藤治子、村井國夫、星野真里、大和田伸也、国広富之、手塚秀彰、不破万作、大柴隼人、左右田一平、宇津宮雅代、白川和子
【プロデューサー】三島圭太
【製作著作】テレパック
【プロデューサー】矢口久雄
【ディレクター】山内宗信