ドラマ

土ドラ クロステイル~探偵教室~

  • hoge

[THK]
2022年4月9日~5月28日(土)23:40~24:35(全8話)


「大学卒業おめでとう。父さんも、お前から卒業します」

卒業式の日、帰宅した飛田匡(鈴鹿央士)に残されていた飛田迅平(板尾創路)からの手紙。突然、父が失踪した。
迅平は推理小説作家で、かつては賞候補にもなった売れっ子だったが、最近は見る陰もなかった。貯金を食いつぶし破天荒で自由奔放な父に対し、「自分はもっと地に足の着いた真っ当な人間になる」と、一流企業や公務員に狙いをしぼって就職活動していた匡だが、採用する企業はなかった。そんな最中で迅平は失踪し、匡には父の莫大な借金だけが残されていた。
事件性ゼロの失踪に警察ではまるで取り合ってもらえず、父の著書から出てきた名刺を頼りに、ジョーカー探偵社に足を運んだ匡。失踪調査にかかる費用は莫大でとても払えないが、探偵学校の募集を目にすると、学費は調査費用より遥かに安い。探偵学校を卒業すれば、探偵社に就職でき、迅平も探せる!と匡はジョーカー探偵学校への入学を決意する。
同期のクラスメイトは年齢も経歴もバラバラ。芹沢朋香(堀田真由)は、匡が入学手続きをした帰り道、何故か尾行してきた、他人の秘密が大好きで、性質が高じて探偵を志す変わり者だ。探偵には国家試験など無く、申請さえすれば誰でもなることが可能だ。「お前らのようなアマちゃんどもが探偵を気取って、探偵の品位を下げられては迷惑だ」と鬼教師からはっぱをかけられた匡たちは、『尾行』『張り込み』『盗聴・盗撮調査』『聞き込み』『信用調査』と様々なスキルを学んでいく。
街に出て尾行の実習へ。教師を尾行中に目にした苦しむお年寄りを助けているうちに、匡は対象者を見失ってしまう。
「現実の探偵の仕事は、人の弱みや秘密を暴くのが仕事なんだ。恨まれるなど当たりまえ。いい人になりたいなら探偵など辞めろ!」叱責される匡たち。
密室の謎は?アリバイトリックは?犯人探しは?憧れの名探偵は、事件を解決してみんなから感謝されていたはずなのに。
自分が思い描いた探偵とは全然違う。早くも挫折?気持ちが揺らぐ匡の前に校長の新偕理子(檀れい)が現れて…。
「密室やアリバイだけが謎じゃない。浮気調査でも行方調査でも、謎のない依頼なんてひとつもない。人間は心の仲に、必ず一つや二つ謎を抱えている。その謎を見抜いて、依頼者の悩みを解決する手助けをする。それが探偵の仕事よ」
果たして匡は一人前の探偵になれるのか?神出鬼没の父・迅平を捉まえることは出来るのか?そもそも迅平の失踪の理由は何か?
徐々に明らかになっていく、迅平や理子にまつわる過去の因縁が、匡の前に立ちはだかる!
匡、朋香ら、探偵学校の生徒たちは、無事に卒業できるのか?

【原作】八津弘幸
【脚本】八津弘幸、吉田真侑子、福田卓郎
【出演】鈴鹿央士、堀田真由、草川拓弥(超特急)、福山翔大、伊藤正之、遊佐亮介、高木勝也、山口香緒里、髙田延彦、冨樫真、檀れい(特別出演)、板尾創路 ほか

【製作著作】東海テレビ/テレパック

【プロデューサー】藤尾隆、石井満梨奈、東田陽介
【ディレクター】石井満梨奈
【AP】山本香那子
【AD】染谷紗也佳