ドラマ
赤と黒のゲキジョー ドラマスペシャル 黒い看護婦
[CX]
2015年2月13日(金)22:00~23:52(全1話)
福岡県久留米市の田園地帯に建っている一軒家のそばに、ある日の夜、1台の軽自動車が止まっていた。乗っているのは田中直子、秋川美奈子、村井香澄。しばらくして安藤康子に呼ばれた3人は家に入り、眠っている男の鼻に医療用の胃チューブを挿入してウイスキーを流し込む。黙々と作業を進め、男の心拍が止まったことを確認した3人は家を後にする。そこは康子の実家であり、殺された男は康子の夫・安藤敦であった。
直子・美奈子・香澄・康子の4人は10代のときに清愛看護専門学校で出会い、卒業してからはそれぞれの道へ進んでいた。美奈子は28歳のときに直子と再会。心身ともにボロボロの状態だった美奈子は、直子からいたわりの言葉をかけられ、心を開いていく。
2人は一緒に暮らすようになり、直子の持っている“ある秘密”を知らされ、美奈子は徐々に直子の言葉を信じ、従属し、特殊な関係を結んでしまう。
直子は、香澄が病院でトラブルを抱えて追い込まれたときに解決してやり、美奈子と同様に香澄を手なずけていた。また康子が夫の浮気を疑っていることを知り、用意周到な方法で夫に対して殺意を持つようにそそのかす。そして4人はついに、「人殺し」という一線を越えてしまうことになる。
果たして直子に関わったせいで人生を狂わされた看護婦4人の人生の結末は…?
【原作】森 功 「黒い看護婦-福岡四人組保険金連続殺人-」新潮文庫
【脚本】神山由美子
【出演】大竹しのぶ、寺島しのぶ、坂井真紀、木村多江、眞島秀和、木野花、白川和子、森本レオ、利重剛、松重豊、寺島進、吉行和子 ほか
【製作著作】テレパック
【プロデューサー】黒沢淳、村上研一郎
【AP】金澤友也