月曜ミステリー劇場　内田康夫サスペンス
浅見光彦シリーズ17　鬼首殺人事件

[TBS]
2002年9月23日（月）21：00～22：54（全1話）

浅見光彦は小野小町を取材するため、母・雪江と秋田県雄勝町を訪れる。二人は町の名物・小町祭を楽しむが、その祭のさなか、老人が毒によって死んだ。老人が小町娘・珠里にすがりつくようにして息絶えたことから、地元刑事の山根は珠里が関係しているのではないかと疑う。次の日、偶然珠里と出会った光彦は、銀山の廃坑に行こうと珠里を誘った。そして、鉱山労働者やその家族が眠る共葬墓地を訪れた時、お墓に手を合わせている広田に出会う。画廊を経営する広田はここに眠っている戦死者を弔っていたのだという。一方、警察は小町祭で死んだ老人を自殺と断定。捜査は打ち切りとなる。しかし、警察のよそよそしい態度から政治的な圧力がかかったのだと察知した光彦は、独自に調査を開始。それからしばらくして、珠里が「父を助けて」という電話を最後に失踪してしまう…。