ドラマ
月曜ミステリー劇場 3周年記念スペシャル 内田康夫サスペンス
浅見光彦シリーズ19 長崎殺人事件
[TBS]
2004年4月12日(月)21:00~22:54(全1話)
長崎の数ある観光名所の一つ、眼鏡橋の下で、男が殺された。男はカステラ連合組合の会長・山岡(仙波和之)で、その胸には凝った彫り物を施した懐剣が突き刺さっていた。ルポライターの浅見光彦(沢村一樹)は「長崎の食と歴史」をテーマにした取材に出ることになった。だが、うっかり朝の食卓でそれを話したために、母の雪江(加藤治子)も同行することに。市内観光でべっ甲細工の店を訪れた二人が店の若夫人・紗綾子(野村真美)の説明を聞いていると、紗綾子の笑顔が急にこわばった。店の外から自分を見つめるジャンパーの男に気づいたのだ。紗綾子は男を追うように店を出ていくが、その二人の後を、若い女が尾行していた。その後、取材先のカステラ店・松風軒を訪ねた光彦と雪江は、先刻のジャンパーの男が店主の松波(林隆三)で、その後をつけていた若い女が娘の春香(宝生舞)であることを知る。
【原作】内田康夫「長崎殺人事件」(角川文庫)
【脚本】石原武龍/橋塚慎一
【出演】沢村一樹、加藤治子、村井國夫、林隆三、宝生舞、黒田福美、野村真美、新井康弘、ラサール石井、長谷川稀世、渡辺寛二、仙波和之、鳥居しのぶ ほか
【製作著作】テレパック
【プロデューサー】矢口久雄、大高さえ子
【ディレクター】山内宗信