ドラマ
月曜ミステリー劇場 内田康夫サスペンス
浅見光彦シリーズ第20回記念特別作品
崇徳伝説殺人事件
[TBS]
2005年3月14日(月)21:00~22:54(全1話)
ルポライターの浅見光彦(沢村一樹)は怨霊の祟りにまつわる歴史の取材に京都を訪れていた。祟道神社にやって来た光彦は若い女・滋美(津川友美)にフィルムを手渡される。まったく覚えのない光彦が何かの間違いだ、と告げる間もなく滋美は走り去った。追いかけようと道に飛び出した光彦は危うく車にはねられそうになった。車に乗っていたのは坂口富士子(真中瞳)という美しい女性だった。次の取材場所である白峯神宮に向かった光彦は同業者風の男・新坂(杉崎政宏)が誰かを待っている様子なのに気づく。光彦は新坂が「黒谷の光明寺でよる8時に」誰かと待ち合わせの電話をしているのを聞くとはなしに聞いていたが、白峯神社の由来を読んでそこが崇徳上皇縁の神社であることを知る。光彦はふとある可能性に思い至った。滋美は崇道神社と白峯神社を間違えたのではないか。そしてあのフィルムは本来新坂に渡るべきものではなかったのか。光彦は8時に光明寺に行ってみることにした。光彦が時間に遅れて着いたせいか、光明寺には新坂の姿はなかった。
【原作】内田康夫「崇徳伝説殺人事件」(角川文庫)
【脚本】石原武龍/橋塚慎一
【出演】沢村一樹、加藤治子、村井國夫、有馬稲子、真中瞳、高松英郎、江原真二郎、宇梶剛士、渡辺正行、石橋保、大河内浩、木村栄 ほか
【製作著作】テレパック
【プロデューサー】矢口久雄
【ディレクター】佐々木章光
【AP】有賀聡