モリのアサガオ
[TX]
2010年10月18日~12月20日(月)22:00~22:54(全10話)
人が人に対し「償う」とは?「許す」とは?限られた命を見つめる者たちとの奇跡のような心のふれあいを通し、見るものに感動を呼ぶストーリー。重厚な人間ドラマと同時に死刑制度の闇という問題を浮き彫りにする社会派エンターテイメント。温室育ちの新人刑務官・及川直樹が配属されたのは、凶悪犯ばかりの死刑囚舎房。そこにはまったく反省せず、被害者遺族を罵倒するような死刑囚もいれば、深く反省し、罪を償う日々を送る死刑囚もいる。規律厳しい刑務所とは違い、死刑をもって罪を償うという考え方から、独房の中の死刑囚達は髪型も服装もほとんど制限がない。拘置所とはまるで深い森のように閉ざされている場所だった。また、死刑の執行は何の前触れもなく、当日の朝9時から10時には執行されることから、死刑囚たちは毎朝いつ訪れるとも分からない死の影に怯えて過ごしていた。外からは決して知ることの出来ない、死刑執行は午前中には済んでしまうことから、自分達のことをアサガオのようだという死刑囚もいる。そんな彼らと生身で接するうちに、直樹は死刑の是非の間で揺れ動く…。そんな中、直樹は親の仇を討ち、敵を斬り殺した死刑囚、渡瀬満と友情を築きはじめる。死刑を執行する側とされる側。新人刑務官・及川直樹と、死刑囚・渡瀬満の禁断の友情を通じて、死刑、そして償うこと、人が人を許すことに向き合い成長していく。
【原作】郷田マモラ「モリのアサガオ」
【脚本】羽原大介、旺季志ずか、田子明弘
【出演】伊藤淳史、ARATA、ベンガル、戸田昌宏、柄本明、塩見三省、中村獅童、木南晴夏、前川泰之、相築あきこ、香椎由宇、岡本麗、根岸季衣、温水洋一、りりぃ、平田満、大倉孝二、大杉連、谷村美月、釈由美子、濱田マリ、眞島秀和、田中実、津田寛治、市毛良枝、日野陽仁、六平直政、田口浩正、なべおさみ、石橋凌 ほか
【製作著作】「モリのアサガオ」製作委員会
【制作協力】テレパック
【プロデューサー】黒沢淳
【ディレクター】佐々木章光、村上牧人、山内宗信
【AP】松島瑠璃子
【AD】東田陽介、河原瑶