ドラマ

月曜ゴールデン 内田康夫サスペンス
浅見光彦シリーズ31 箸墓幻想

  • moja

[TBS]
2012年9月3日(月)21:00~22:54(全1話)

12年間光彦を演じてきた沢村一樹が、今作で卒業!

ルポライター浅見光彦(沢村一樹)は、雑誌「旅と歴史」が特集することになった万葉集の取材で久々に奈良を訪れた。箸墓卑弥呼説と邪馬台国畿内説を証明しようと独身を貫き長年、研究・発掘作業を続けていた畝傍(うねび)考古学研究所の顧問・小池拓郎(北村総一朗)が「人は生涯を費やしても贖うことのない罪を犯す」と「人と会う」という言葉を光彦に残したまま帰らぬ人となった。奈良県警が捜査に乗り出すと、光彦も小池が間借りしていた當麻寺の為保住職(左とん平)の娘で研究所の事務員・有里(清水由紀)とともに事件を追う。小池の部屋に残されていた「おそろしいことだ」というノートへの走り書きと、事件現場で出会った小池の同級生の妹、溝越薫(草笛光子)が持っていた、どこか憎しみすら感じさせる表情の女性が描かれた肖像画…これらが光彦を事件捜査へと誘っていく。そんな折、小池が長年追い求めていた銅鏡が、小池の後輩・丸岡(佐戸井けん太)の手で発見された。悲しい出来事の直後の世紀の大発見に研究所の島田いづみ(河合美智子)らが喜んだのもつかの間、新たな殺人事件が起きてしまう。光彦は小池の過去にヒントが隠されているとにらみ、その謎の解明に挑む。また、光彦の母・雪江(佐久間良子)が、亡き夫にも隠していた淡い恋の思い出が光彦に女ごころを教えることとなる。

【原作】内田康夫「箸墓幻想」角川文庫
【脚本】石原武龍
【出演】沢村一樹、佐久間良子、風間杜夫、草笛光子、松原智恵子、北村総一朗、左とん平、河合美智子、恵俊彰、鶴田忍、清水由紀、佐戸井けん太、鳥居かおり、速水もこみち ほか

【製作著作】テレパック

【プロデューサー】矢口久雄
【ディレクター】村上牧人