ドラマ

月曜ゴールデン 西村京太郎サスペンス
十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女
~十津川警部への挑戦状~

  • hoge

[TBS]
2012年10月22日(月)21:00~22:54(全1話)

十津川警部宛に謎の男から殺人予告電話が。男は十津川に犯行を阻止してみろと挑発する。さらに、日にちと場所、そして女を殺すと記した郵便物が届く。警察は厳重な警備を敷くが、盲点を突かれ学芸員の女性が刺殺された。さらに再び殺人予告の電話が入り2人目の犠牲者が出てしまう。一方的に事件を予告し、ゲームのように人を殺し、十津川や警察を翻弄する犯人。十津川は江ノ電沿線の情報に詳しい鎌倉の人気女性DJに土地の事情を聞きながら犯人像を推理する。連敗の十津川に説明を求める記者会見の席で、十津川は必ず逮捕すると発言し、犯人を挑発する。それに対抗して第三の犯行予告が届き…。捉えどころがなく、姿の見えない犯人を相手に苦戦を強いられる十津川。それでも犯行を予告する郵便物を詳しく調べ、それを投函したポストを探しながら真犯人へと迫る…。十津川警部(渡瀬恒彦)と亀井刑事(伊東四朗)ほか捜査一課の刑事たちは粘り強い張り込みを続け、ついに連続強盗犯、鬼頭辰巳(河西祐樹)を逮捕する。十津川たちの活躍をマスコミが大きく報じる。事件解決に安堵する間もなく、十津川宛に怪電話がかかる。ボイスチェンジャーを使った男の声で十津川とゲームをしたいと告げる。男は殺人を予告し、十津川に阻止してみろと挑発する。それを裏づけるように、犯行予告の日にちと江ノ電沿線で女性を殺すと記した郵便物が届く。その日までわずか二日。十津川たちは鎌倉へ急行する。十津川は神奈川県警の伊吹悟警部(片桐竜次)の紹介で鎌倉の人気DJ岡部ちづる(安達祐実)に意見を求める。ちづるは鎌倉彫の職人でもあり、弟の服部彰一(渡辺大)の下絵を彫ったちづるの作品は評判が良い。ちづるは江ノ電沿線や鎌倉の事情に詳しかった。ちづるの意見を参考にして鎌倉の各所に警察官を配備、予告された日は何事も無く過ぎようとしていたが、犯人から自分が勝利したと十津川をあざ笑うような電話が入る。警備の盲点を突き、ある寺で美術館の学芸員、麻生真理恵(赤澤輝美)が刺殺死体となって発見された。十津川に恨みを持っている人物の犯行なのだろうか。十津川がかつて関わった事件を洗い出し、十津川が逮捕した鬼頭の舎弟の名が容疑者として浮かぶ。そして再び犯行予告の電話が入る。今度は同じ予告を報道各社にも郵送するという念の入れようだ。世間も注目する中、またも裏をかかれて鎌倉在住の人気作家、神部実篤(森下哲夫)が同じ手口で殺された。説明を求めマスコミが集まる記者会見の席で十津川は必ず犯人を逮捕すると強調して挑発する。十津川の狙い通り犯人から三度目の犯行予告が届く。十津川は犯行を予告する郵便物やそれを投函したポストなどを丹念に調べ、犯人を絞り込むが…。

【原作】西村京太郎「湘南アイデンティティ」小学館
【脚本】土屋保文
【出演】渡瀬恒彦、伊東四朗、安達祐実、渡辺大、鶴田忍、山村紅葉、中西良太、古川りか、内山翔人、朝倉伸二、森下哲夫、片桐竜次 ほか

【製作著作】テレパック

【プロデューサー】森下和清