ドラマ

月曜ミステリー劇場 西村京太郎サスペンス
十津川警部シリーズ26 特急おおぞら殺人事件

  • moja

[TBS]
2002年9月30日(月)21:00~22:54(全1話)

息子が誘拐され、自身も殺人容疑で逮捕された亀井刑事を救うため十津川警部が事件の解明に挑む。刑事の亀井(伊東四朗)は北海道へ旅行に出かけるが、そこで息子が誘拐される。さらに、誘拐犯の男女が殺され、亀井が容疑者として逮捕されてしまう。知らせを受けた十津川(渡瀬恒彦)らは北海道へ急行。十津川は亀井を恨む人物が彼を陥れたと考えていた。そんな中、誘拐犯があや子(青田典子)という女性に操られていたことが判明するが、あや子も死体で発見される。「亀井刑事(伊東四朗)は、夏休みを利用して、息子の健一と共に北海道旅行を楽しんでいた。二人が乗り込んだスーパー特急おおぞら5号で、健一がいなくなるという事件が発生する。健一は、途中の駅で若い男女と共に列車を降りたことが確認される。誘拐されたのだ。犯人からの指示で亀井はおおぞら4号に乗車し、犯人から渡されたジュースを口に含み意識を失う。北海道警察の佐々木刑事に声をかけられ、意識が戻ったとき、亀井の前には、男女の他殺死体がころがり、亀井は血まみれのナイフをにぎっていた。佐々木は亀井を男女の殺害容疑で逮捕すると告げる。知らせを受けて、十津川警部(渡瀬恒彦)は北海道へ飛ぶ。十津川は、亀井を恨んでいる人物の犯行ではないか、と考えた。一方、殺された男女の身元が判明する。服部明と坂本陽子。服部には前科があり、亀井がその事件に関わっていた。服部と坂本は、森あや子(青田典子)に操られていたことが判明する。しかし、あや子も自宅マンションで死体で発見される。亀井はあや子が、三年前に自分が手掛けた事件の犯人、結城かおり(青田典子・二役)に似ていることに気付く。かおりは結婚詐欺の被害者だったが、詐欺師を殺し、自殺していた。かおりの兄、結城誠(神田正輝)は美術商で、あや子はその客だった。十津川が誠に会うと、事件には関係ないと一蹴される。だが、かおりが自殺する前に亀井に出していた手紙に、今回の事件の謎を解くカギが隠されていた…。

【原作】西村京太郎
【脚本】水谷龍二
【出演】渡瀬恒彦、伊東四朗、神田正輝、青田典子、堤大二郎、小野武彦、山村紅葉、あき竹城、小野ヤスシ、深水三章、中西良太、三田村周三、でんでん、小林正寛、石井愃一、古川りか、城後光義、井上高志、津久井圭太 ほか

【製作著作】テレパック

【プロデューサー】森下和清、沼田通嗣
【ディレクター】脇田時三