ドラマ
月曜ドラマスペシャル 西村京太郎サスペンス
十津川警部シリーズ19 伊豆・七滝殺人事件
[TBS]
2000年4月3日(月)21:00~22:54(全1話)
伊豆・河津で殺人事件が起きた。加害者は十津川警部(渡瀬恒彦)の後輩・西本刑事(堤大二郎)の恋人・由加(梶原真弓)だ。由加は事件を起こした直後に自殺した。悲嘆にくれる西本を迎えに河津へ行った十津川は、驚くべきことを聞く。由加は初めて河津へ来たはずなのに、目的地が近づくと急に土地勘を示し、人が変わったように被害者の原田(村田則男)を刺し殺したのだと言う。しかも由加と原田を結びつける接点は何もない。十津川警部は、5か月前に麻布で起きた殺人事件を思い出していた。麻布の事件も、犯人が突然、狂気にかられたように殺人を犯し直後に自殺していた。十津川と西本は由加の部屋を訪れるが、そこには多重人格についての書物が置かれていた。折りしもテレビでは河津の事件について、精神科医の長谷川(風間杜夫)が、犯人が多重人格だった可能性があるとコメントしていた。事件はその後、犯人死亡で解決。しかも警視庁の所轄を外れてしまった。しかし、納得できない西本と事件に疑問を持つ十津川は、亀井刑事(伊東四朗)の協力を得て、48時間以内という条件を三上刑事部長(小沢象)と本多捜査一課長(小野ヤスシ)からもらい、二つの殺人事件を調べ直すことにする。
【原作】西村京太郎「桜の下殺人事件」
【脚本】水谷龍二
【出演】渡瀬恒彦、伊東四朗、風間杜夫、渡辺梓、堤大二郎、小野ヤスシ、山村紅葉、三田村周三、小沢象、村田則男、児玉謙次、松原誠 ほか
【製作著作】テレパック
【プロデューサー】森下和清
【ディレクター】脇田時三
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