月曜ドラマスペシャル　残りの雪

[TBS]
1990年3月26日（月）21：03～22：54

立原正秋の原作「残りの雪」を、大石静が脚色
北鎌倉を舞台に、夫に捨てられた女性と妻子ある男性の一途で激しい恋愛を描く

里子（竹下景子）は、整理ダンスの引き出しから、夫・保之（伊武雅刀）が残した置き手紙と離婚届を見つける。夫に捨てられた里子は、8歳の息子を連れて北鎌倉の生家に帰ってくる。両親と兄（中原丈雄）は、女の気配はあったのかと聞くが、心あたりがなく、途方に暮れる。
ある日、骨董品の店で店番をしていた里子は、客の坂西（藤竜也）から店に置いてある能面が偽物だと言われる。後日、茶碗を届けた寺で里子は坂西と再会、心を通わす。そんななか、里子の兄は、新宿で保之を見かけたと言う。保之は、同じ時期に会社を辞めていた千枝（夏木マリ）とスナックをしていた。